12月 6日号(第5号)

強い! 強すぎる!! C−1も、杉山が制覇!
 11月25、26日に、恒例のmWo主催によるC−1が行われた。
 優勝候補はもちろん、団体対抗戦、CC9、ワンナイトトーナメント01を総ナメにしてきた、ディフェンディングチャンピオンの杉山 恒治(42)だ。
 今回のC−1には、これまでの最大参加者となる、22名の選手がエントリーした。その誰もが、STOP The 杉山を胸にして参戦したといえる。
 ある意味、C−1優勝よりも、杉山撃破の方が価値が高いと言えるだろう。杉山を倒せば、これまで杉山が制覇してきた大会の頂点を越えたことになる。各選手に気合いが入るのも当たり前といえば当たり前だろう。
 だが、杉山は、各選手による杉山包囲網をなんなく撃破し続け、4冠目となるC−1制覇をやってのけた。平社員だが、実績は社長以上になった。
 そして、C−1終了後に、さらなる衝撃が我々を待っていた。
杉山、mWo解雇! フリーになって再出発
 C−1終了後に我々は耳を疑うような言葉を、mWo総帥・イワチ選手より聞くことになった。
 C−1覇者であり、各大会のタイトルを総ナメにし、mWoの顔になったともいえる杉山を解雇するとの通達だった。
 実際のところ、C−1開催まえに、杉山よりmWo退団の申し出があり、それをイワチが受諾した模様。自主都合での退団では、失業保険の給付金がでるまでに時間がかかるため、解雇という形を取ったとも見られる。
 これにより、杉山は団体の枠にとらわれることなく自由になったともいえる。
 だが、これだけの逸材を、他団体が放っておくとも考えられない。各団体の代表達による、杉山争奪戦が起こる可能性もある。はたして、杉山はこのままフ リーとして闘いつづけるのか? それとも、新たに団体を興すのか? はたまた、他団体の勧誘に乗り所属団体を決定するのか? 
 いまのところ、今後の身の振り方が不明なだけに、杉山の身の振り方がGG界の注目の的になるのは間違いないだろう。
聖輝軍が新たな大会を主催。あすなろ杯を開催!
 CC9、ワンナイトトーナメントなど、精力的に大会を主催している聖輝軍で、新たな大会が開催されるとの情報をキャッチした。
 聖輝軍現場監督の神城氏によると、若手レスラーの底上げのために、あすなろ杯を開催するとのこと。
 あすなろ杯はCCと違い、参加に条件が付けられている。
 1)投・打・絞め・返しパラメータが、ゲージオーバーしていないこと。
 2)トレーニング時間が30時間を超えていないこと。
 この二つの条件により、トップレスラー達の参戦がほぼ不可能となり、新人レスラーや、育成慣れしていないトレーナー達による大会となる。
 これを足がかりに、CCに参加するトップレスラーの仲間入りを狙うのが大会の趣旨だ。
 また、これまで3本勝負で、勝負が決しても3本目を行っていたが、今大会より、3本勝負は変わらないが2本先取となり、大会にかかる時間の短縮化が行われることとなった。
JWFインターが、覆面リーグ開催!
 各団体の大会において、精力的に参戦し結果を残してきているJWFインターで、初の大型大会が開かれることとなった。
 大会は、覆面ワールドリーグ。参戦するレスラー全員が覆面レスラーだ。
 普段は素顔でファイとしているトップレスラー達も、今回ばかりは覆面を被り、その正体を明かさずに参戦する。
 さらに、元々覆面のレスラーが、ふがいない成績を残した場合には、マスク剥ぎが行われる可能性もある。逆に、普段は素顔のレスラーたちが、ふがいない成 績だった場合には、この大会以降も覆面を被り、なおかつコミカルレスラーとして、各大会で好成績を残せるまで素顔に戻ることが許されなくなる可能性もあ る。
 どんなペナルティがあるのか、そちらの方も興味津々といった大会になりそうだ。

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