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「おろろんおろろんおろろ〜ん」 |
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「ちょっと、いきなり某大魔王みたいな泣き方してどうしたのよ」 |
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「どーしたもこーしたもないよ。妖怪写真館Q&Aコーナーが今回で終わっちゃうんだよ。それがとっても悲しくて」 |
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「あら、あたしはよく続いた方だと思っていたけど?」 |
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「ガーン、ボクはもっとずっと続けていたかったのに。おねーさんがそんなコトいう?ひどいよひどいよおろろーん」 |
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「あーうるさい。いいからさっさと始めなさい」 |
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「うるるるる……」 |
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「ぐしぐし、じゃあ最初の質問。神奈川県のがおさんから。まともな質問だね」 |
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Q.1 (神奈川県・がおさん)
『最後の1体が見つからず困っています。お化けダルマと餓鬼の間の妖怪です。何か情報がわかったら教えて下さい。』 |
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「夕方にかんくうへ行ってみなさい。変なジイサンがいるから話しかけてみたらすぐに分かるわよ。ちなみにこの妖怪の名前は、SNKのカンバンキャラの技名にもあるわね」 |
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「ボクしらない」 |
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「あんた、自分がどこのHPにいるのか考えてから発言した方がいいと思うわよ」 |
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「いいんだもん。次の質問。某所にお住まいのS山さんから。」 |
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Q.1 (S山さん)
『こうもくきょうを持ってるんですが大きい妖怪の「大入道」がどうしても撮れません。こうもくきょうを持ってるだけでは撮れないんですか?大きくて撮れないんだったら後ろに下がればイイのに・・・』 |
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「なんかツッコまれてますが」 |
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「撮れるわよ。ターゲットの上下位置を記憶して、中央ガイドの変化を頼りに横位置を合わせるのね。シンクロのBボタンは押さずに根性の目押しをすること」 |
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「ふ〜ん、で?」 |
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「なにが、“で?”よ」 |
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「いや、ツッコみに対する解答は?」 |
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「しょうがないわね。距離をとると妖力にノイズが混じってシンクロに支障をきたすのよ」 |
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「んー、なんかとってつけたような解答だなあ。もしかして今考えたんじゃぁ」 |
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「あがががが」 |
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「つまらないことを言ってないで、次の質問に行きなさい」 |
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「ふぁ、ふぁい・・・
ふがっ、顔面がカンボツの危機に見舞われたよ。にしても今のはちょっと変わったパンチだったね、おねーさん」 |
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「最近流行りつつあるロシアンフックよ。最近覚えたの」 |
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「いったいどこで覚えてくるんだか。続いては群馬県のイニシャルT!さんから。」 |
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Q.2 (群馬県のイニシャルT!さん)
『天狗に代表される超速妖怪のベストショットが撮れなくて困っています。あの素早い動きについていく良い方法はあるのでしょうか。教えて下さい』 |
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「だそーです。またまた困ってるらしいけど、まさか」 |
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「天狗に限らず、一部の例外を除けば、撮影の基本は待ちだということを忘れちゃだめよ。天狗も例に漏れず、動きは素早いけれど、ある一定のパターンを持って動いているし、も存在するのよ。そこさえ把握したら、通り道に中央ガイドを置いて待つ。妖怪が近づいてきたらシンクロゲージを合わせ、位置を微調整してシャッター!これで完璧。後は練習あるのみよ」 |
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「なんか大変そう。ボク、自分が妖怪で良かった」 |
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「あんたを撮影するのは簡単そうね。いつもボーッとしてるし、動きもスローモーだから」 |
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「またまた、そんなホメなくても」 |
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「誉めてないわよ、 」 |
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「さあ、いよいよ最後の質問。ジツはみんなの関心はこの一点に集約されている!といっても良いぐらいの質問。」 |
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Q.3  |
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「さあ、どうぞっ!」 |
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「知らないわよ」 |
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「アウッ、そんなにあっさり言わなくても。みんな知りたがってるんだからさぁ」 |
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「どう言われようとも、知らないものは知らないのよ。私がつくっているわけじゃあ無いんだから」 |
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「そんなぁ、せめて予定ぐらい…」 |
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「全くもって未定だと思うけど、ユーザーの声がたくさん集まれば集まるほど続編が出るのはこの業界の常でしょ?つまりそういうことよ」 |
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「だそーです。出るとしたら、どんな妖怪が出るんだろうね?」 |
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「出るとしたら…日本編その2か、アジア編とかヨーロッパ編かしらね」 |
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「えー、期間だけは長く続きました妖怪写真館Q&A、いよいよお別れの時がやってまいりました。なごりおしいとは思いますが、ここは妖怪らしくポンッ!といさぎよくお別れしたいと思います」 |
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「あんた、それじゃあオバケみたいじゃない」 |
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「そういえば、結局おねーさんのプロフィールは紹介してくれなかったけど、このまま終わっちゃうわけ?」 |
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「シツコク覚えているわね、あんたも。謎は謎のまま終わらせるのが良い場合もあるのよ」 |
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「このまんま永遠の謎にする気?」 |
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「もしかしたら何かの機会に公開する時が来るかもね。その時には色々教えて 」 |
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「ナニかの機会が数十年後で、見事なバーさんになってたりして。その時にプロフィール聞かされてもなぁ…」 |
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「あんた、最後の最後までいい度胸しているじゃない。おまQ、あんたも永遠の謎にしてあげましょうか!?」 |
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「え?それはいやだ!オバケは死なないけど、妖怪は死ぬんだよぉ!!ひょええええええ!! 」 |
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「お待ちなさい、おまQ!」 |
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