
『暴プリはやっぱり、桝田氏のゲームだった!』
--ユーザー”Q”さんのテストプレイ記
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題名「暴プリはやっぱり、桝田氏のゲームだった!」
ども〜!
11月15日にマーズでテストプレイさせてもらったQでーす。
メスでーす。
私は「リンダ」や「俺の屍を越えてゆけ」をプレイして桝田氏ゲームのファンになりました。
一通りシステム説明すれば
「さー後は自分で冒険して勝手に物語こさえてこーい!」
とほっとかれるノリがかなり大好きだったのです。
そして無機質な(いい方変えれば少々ショボイ…)グラフィックが想像を膨らませる余地を充分に与えてくれたのでした。
いい意味でユーザーに媚び過ぎず、それいてとっておきのエンターテイメントを提供してくれるのがヨカッタ。
と桝田氏ゲームリスペクツはここらへんにして、そう、暴プリ!
暴プリの掲載記事を見た分にはPS2の性能を生かした豪華なグラフィックがビシバシと盛りまれちゃっているぢゃあーりませんか!
おいおいポリゴンだよ、ポリゴン!
「ど〜やら暴れん坊プリンセスは今まで桝田氏ゲームとは違うぞー!?
てかこれって本当に桝田氏のゲームなの!?
こ、これはこの目で早く確かめねヴァ〜!」
と鼻息荒くマーズを訪問してまいりました。
しかしまさか桝田さんの横でゲームをプレイすることになろうとはネ…(笑)
原作者の側でプレイするなんて不思議なカンジ。
アニメの主題歌チックなOPがテンポよく流れた後、「この番組の提供は…」と高山みなみさんの声で番組提供のテロップが流れるのにニヤリ。
そして本編へ。
ちなみに桝田氏曰く暴プリは紛れもない1本道のストーリー、真っ向からのストーリー勝負(プラス戦闘システム)のゲームだそうです。
確かにストーリーや台詞から一筋縄にはいかないな骨太な桝田氏ワールドを感じました。
グラフィックはアニメ番組とポリゴンが融合した感じでとても新鮮。
そして三石琴乃さんの声の存在感が圧巻。
ハマってるとかじゃなくて、もうルージュそのもの!
それにしてもシオンって設定イラストを見る限り、
イケメン2枚目系かと思いきや、実際とてもトホホ〜な青年でした。
見てて危なっかしいったらありゃしない(笑)。
ユースケ・サンタマリア風なシオンを目指してた私はひたすら情けな系、お調子者系な会話ばかり選択。
もちろん勇者様ごっこで助けを請う時は「あ〜れ〜」ですよ!
気付けばみるみる下がってる、ルージュの士気ゲージ(笑)。
そして初めての戦闘に突入!
桝田氏曰く暴プリのバトルにはレベルアップの概念は存在せず(モチHP上昇も無し) 戦闘の選択肢の幅が増えて行くのみ!だそうです。
時間をかける程、強くなるのではなく、戦略を練る程に強くなるというのでしょうか。
しかもより効率のよい戦闘をするにはアドべンチャーパート(?)の会話で仲間の士気を高めるお膳立ても重要!
そして敵に勝つことも大事だけど、仲間の評価も気にしつつ戦わねばなりません。 何故ならルージュ、ジャスミン、ココ、フィルの評価ポイントがそれぞれ全然違うんだな〜。
ここがキモっす!
ルージュの戦闘評価(どれだけ早く敵を全滅させるか)ばっかし気にしてるとフィルの評価(どれだけ味方のダメージを少なくして戦闘を終わらせられるか)が下がってしまうという〜…。うう〜んジレンマですわー。
仲間の評価点の合計が集計されてバトル終了!
ルージュの最高の下僕…じゃなかった軍師になる道のりは厳しそうです…
ちなみに私はAct1の戦闘から早速全滅の危機を迎え、桝田さんに助けを請うてようやくクリアしたという…。
しかも点数も400点台…。
でも楽しかった〜!
もっと相殺とか敵の行動予想を把握して華麗なプレイがしたい〜ッ!
暴プリの戦闘システムって始めは面食らうけど決して敷居の高いものでは無く、プレイした人に公平にのめり込む要素が揃っていると思いました。
そして最後に戦闘のスコアアタックにより見れるおまけを一足早く拝見したんですが、桝田ゲーの芸の細かさと、PS2の容量のデカさがドッキングしてタイヘンな充実振り!
「パロディ&コント」(物語の数々のシーンのセリフを入れ替えてしまう)が特にオススメ!すごいアホ!
いやー数々の大御所声優さんをあそこまでイジってしまうとは…。
ってか自分の書いたシナリオをあんだけ容赦無くブッ壊してしてしまう桝田氏にカンパイ!
声優さんのインタビューおまけもあります。
私が聞けたのは藤田さんと小杉さんだけだったのですが結構はっちゃけていらしゃいました。
しかも長い!
ちなみに波平さんでおなじみ永井一郎氏のインタビューも収録されています…これは超レアですよ!!!(笑)
絶対聞くまでプレイしてやるぅ。
敢えて私の感じた欠点を挙げさせてもらうとロードが多いことことかなー。
一つの建物内のフロアを移動しただけでロードしたり、会話モード(?)からフィ−ルドモードに移る時等、今までになくロードの多さを感じました。
たまに長めのもあるし。
ボーっとロード中の黒い画面を眺めて待っているとちょっと興醒めしてしまう自分がいるのでした。
あとキャラの士気ゲージが反映されるのが戦闘だけっていうのもギャルゲーじゃないってわかってるけど…正直ちょっと物足りない気もしました。
そんなワケできっと2章の前半迄しかプレイしてない私にはまだまだ暴プリの魅力を到底把握仕切れてないところも
あると思いますがテストプレイで感じたのは以上です。
皆さんの参考になったのでしょうか?
それにしてもイイですよ!暴プリ。
パッと見ギャルゲーかと思いきや中身は骨太。
紛れも無く、桝田氏のゲームであることはビシバシ感じました。
腰を据えて遊ぼうとすれば2ヶ月は余裕でイけます。
早く先のストーリーが知りたいー。
早く来い来い発売日ー☆
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