ゲームの開発というのは「出来たか未完成か、面 白いかつまらないか、自信をもって進められるかどうか」の1か0かの世界です。
ゆえに今の所、開発進行度は0としか言えません。1にできるよう努力はしております。 が、こればっかりは天の時、地の利、人の和です。人の和だけはどうにかしてみせますが、残りはどうなるか、たかが人間である芝村には分かりません。
■alfasystem
芝村氏
談
はじめに
みなさんは『アルファ・システム』という会社をご存知ですか?
熊本県にあるゲーム会社です。
桝田作品ファンなら知っている方も多いとは思いますが、毎回桝田氏と強力タッグを組んで、数々の斬新なゲームシステムを生み出し、そして妥協のないゲームプログラミングを完成させる珠玉 の職人集団です。
2000年、アルファ・システムは『ガンパレードマーチ』(通称ガンパレ)というプレイステーション版のオリジナルゲームを世に送り出しました。宣伝費ゼ ロ円と言われるこのタイトルは、当初「PS2も出たというのに今更プレイステーションなんて…」と、あまり注目はされていませんでした。
ところが。 発売後、この作品の面白さが口コミで広まり始め、秋葉原を筆頭にじわじわと売れ続け、売り切れが目立ち始めました。また、個人的にファンとして楽しんでく れたゲームライターやゲーム誌の編集者たちは、自分達の執筆しているゲーム雑誌で(ビッグタイトルを差し置いて)特集を掲載し始めたのです。
そして、桝田氏の運営する(有)マーズのオフィシャルサイト内掲示板でも、桝田氏が「ガンパレは絶対に買いだ!」と強力な援護射撃を開始。 そして、『ガンパレード・マーチ』は、どこに行っても買えなくなりました!
ゲーム雑誌をこまめにチェックしていた秋葉原某ゲームショップの店員たちは運良く商品の補充を早めることができ、その結果 ユーザーの間では「地方から秋葉原にガンパレを買いに行く」という現象さえ生まれたそうです。 これを、「秋葉原の奇跡」と言う人もいました。
また、「宣伝費ゼロ円のゲームがここまでやってくれるとは!」と、大作偏重主義の昨今のゲーム産業界を思い拍手喝采をする人もいました。 そして、強い注目と期待の視線を浴びたまま、アルファ・システムは21世紀を迎えたのです。
さ 、こうして今一番注目を浴びる、奇跡の(?)ゲーム会社となった『アルファ・システム』。そんな彼らが作っている21世紀のゲーム、それが、我らが『暴れん坊プリンセス』なのです!
� …前置きが長くなってしまいましたが、これから『暴プリ』の「神経」を司る、アルファ・システムの紹介をしていきます。桝田氏が『暴プリ』の「脳」なら、 桜瀬先生は『暴プリ』の「瞳」。そうしたらやっぱり、アルファ・システムは『暴プリ』の「神経」なのですよね。
それではどうぞ、本家アルファ・システムウェブサイトと合わせて本コーナーもお楽しみください!
熊本取材紀行〜第1話
熊本取材紀行〜第2話
佐々木社長ゲームを語る
佐々木社長アルファを語る
『ガンパレ』、星雲賞受賞!
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