
『コネタ満載!骨の髄まで遊びつくせ!!!』
--ユーザー”きみねえ”さんのテストプレイ記
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え〜、先にお詫びです。
これを書いている現在、すでに「11月末」と呼ばれる日付となっております。 そうです。締め切り破りです。。。。ごめんなさい!ごめんなさい〜〜〜!!
でも、でも、一生懸命書いたので、たとえこれがアップされたのが発売後だったとしても(その可能性は大なのですが)良かったら読んでやってくださいまし。
で、では早速、テストプレイレポートの始まりです!
まずは、ネタばれを避けるため考えた、私の「心の叫び」をお届けします。
何が、とか、チームの仲間(だと思われる)人以外は誰が、とも書いてませんが、なんとなくツッコミどころ満載なんだ、と。。。思ってくれるといいなぁ。実
際にゲームをやりながら「これはここのことかぁ」なんて楽しみ方もして頂けると幸いです。
最後には私のチェックポイントも書いてありますから、なんならそこだけ呼んで頂いてもOKです。その方がわかり易かったりして。。。
「ツッコミレポート!」
11月某日、やってきましたテストプレイの日!
よく晴れた青空の元、喜び勇んでお伺いしたのはあこがれの、MARS。待っていてくださったのは桝田さんと前田さん。そして暴プリのデモディスクも待っていた!!
私はといえば小説1、2巻も読んで準備万端、体調万全、気力充満。
早速MARSのお二人への挨拶もそこそこにディスクをセット(してくれたのは桝田さんだが)。見覚えのあるオープニング映像が流れはじめる。
これはイベントで見たのよね〜。この曲やっぱかわいい〜〜〜!
へ?なんだこれ。
「アニメーションっぽくやってみたんだよ」って桝田さん??あ、そうか。だから歌詞付き。。。って、ど頭からそんなコネタが!
んで、まずはプロローグ(?)からよね、やっぱ。いや〜ルージュ幼い!このシーン大好き!しかも絵が綺麗!すごいぞPS2!!
う〜ん、いい笑顔だ、シオン!ジャスミンも色っぽくていい!でもルージュはぶっ壊れてて、こわいっ!
えっと、ここはひたすらここを押せばいいのね。あ、出た。すごい!すっごく綺麗。何度見ても感動もんだぁ。
お、インターミッション1に突入だ。
子供時代のみんなもかわいい〜。おお!これがあの「勇者ごっこ」。小説読んで楽しみにしてたんだよねぇ、これ。やっぱシオンのセリフはあれでしょう、あ・れ!
いい!シオン最高!!かわいいぞぉ〜。
む。突然シリアスなシーンに。3人の絆の深さにちょっと感動。ああ、でもそんなギャグが潜んでいたとは!うるうるし損ねたじゃん!
んな事を考えてる間にACT1に突入。
楽し〜。ぐるぐる回る、目も回る〜〜〜ぅ。しかも迷ってる?私。ここ、そんなに広くなさそうなのに。ああ、ここはさっき入った部屋。。。っていうか、お召し変え遅すぎ!
え〜い、色んなとこ見ちゃえ。
ジャスミンてば、それは「食べ」ちゃダメでしょう。お腹こわすよぅ。
シオンはまたヒヨヒヨ言ってるし、成長してな〜い。
へえ〜、ここがベル銀座。見るトコいっぱい、話せる人いっぱい。楽しい〜。もっといろんなトコ見たいよぉ。実はもっと細かいネタあるんじゃないの?ここは?ここは??でもこれじゃ時間がいくらあっても足りないか。先へ進もうっと。
おや?もしかしてこの子がフィル?うわ〜生意気そう。でもかわいいな、やっぱ。げ。こいつらやな感じ。うわー、こいつはもっとやな感じ。見るからに悪役だもんなぁ。お約束だけど。
おお!ココ登場。かわいいけどすっごく、かなり、クソ生意気。いや、でもこれから変わっていくのよね、ココは。きっと。
うわっ、薔薇しょってる、薔薇。ああっ!アナタまで!
っていいますか、また私迷ってる?もしかして。ここはお城より広いからホントにわかんない。どこに行けばいいのぉ?ま、いいか、いろいろ探っちゃえ。この箱とか動くのかなぁ、動かないか。。。あ、でもこれは見れる。あ、これも。
いかんいかん、物語を進めよう。
と思ったらいきなり切ないじゃん!うにゅ〜。かわいそう。
しかも戦闘!って戦闘の仕方知らないよ?なんとかなる?なんとかなる、なぁ。。。
コツはわかったようなわからないようなだけど、でも楽しい。みんなよくしゃべるし。ライライも見れたし。
ってことでACT1終了。戦闘についてもいろいろ教えてくれたから、次こそはかんっぺきな戦闘をやってみせる!
続いてはまたまた子供時代。
冒険だぁ!でもアッシュったら心配性。ルージュ、あんたは考えなさすぎ。シオンは。。。私の(選択の)せいよね、やっぱ。情けないのは。
ん?なんだこれ、じゃなくって誰?って小説読んでるから知ってるんだけど。こらこら、アッシュ、この意気地なしめ!ひ、ひどいルージュ。は、鼻水出てるってシオン。
ってことでACT2に突入。
ルージュ、それは「会」じゃないと思うぞ。おっとジャスミン、ナイスホロー!
いやいやルージュ。だからといってそのセリフはないだろう。一体いくつだ?いや、それよりもデカ過ぎでしょ。でもシオン、いいこけっぷりだぁ。
ライライもいい味出してるなぁ。まったく強面ぶっちゃって。
。。。えっと、ルージュ?シオンの事言えないよ。セリフ、棒読みじゃん。
え?何?あそこに行け?う〜ん、とは言ってもなあ、そのまま行くのももったいないし、とりあえず色んなトコ廻っとくか。情報集め、情報集め。でもこれじゃ
物語進まないなぁ(笑)。でも、探検おもしろい。たまにだけどけっこういいコト教えてもらえるし。しっかしここ、人多いなぁ。これって会話してるだけでも
かなり時間つぶせる。
じゃなくて、今日は時間が限られてるんだった。も、もういいや。そろそろ物語を進めに行かないと。ああ、そろそろ外が暗くなってきた。
でも、ここはやっぱボケてみるべきよ、ねぇ。あ、ルージュがしびれ切らした。うぬぬ、失敗。っていうか、誰よりジャスミンが一番役者。。。
しかもあったまイイ!よっ、この解明上手!!それにひきかえルージュ。それは脅しというのでは。。。
ありゃりゃ、このおじさんもいい感じにやな奴だなぁ。
おや。ルージュったらべっぴんさん。シオンもハートいっぱいでラブラブ?な、ワケないか。
と思ったら。うわ!ワープした。
しかもなんつった、今?ぜ、全部!?
はははは。私、この章クリアすんのに何時間かかるんだろう。。。サクッと廻ればいいんだろうけど、でも。でも。隅から隅までチェックしないと気がすまないよぉ。しかも楽しいよぉ。ふえ〜ん。
あ、ここは入れないんだ。なぜだかちょっとホッとしたりして(笑)。
次はここ! え〜っと。これ、一個ずつ見て廻りたいけど、それは今度にしよう。。。
う。ここは人がいっぱいだぁ。しかも “怪しい”建物まで。。。つうか、何!? 何出してるの?それってビーム!?
んなこと考えてる間に、あれれ?うぬ〜。行き詰まった。あ、そういうことか。
ここだ、ここ。
なんですと!? そうなの?とりあえず三十路は過ぎてるワケね、やっぱ。。。
あ!フィルだぁ。久しぶり〜!うう〜、リズム感全くナシ。ダメダメ。。。
よ!おっちゃん。相変わらずいい味出してるねぇ。厭味の使い方も大人だねぇ。
。。。。。。。。。。。。え?もうそんな時間ですか? うわっ、そんなにやってましたか!じゃ、じゃあ、名残惜しいけどこの辺で。いや、おもしろかったで
す、ホントに。ほんっとに。買ったらもっとやりこみます。そりゃもう、隅から隅まで。だって「隅から隅まで探検!」がここまで報われたゲームは初めてです
もん!!
さて、ここからは私なりの「暴れん坊プリンセスちぇ〜〜〜っく!」です。
すっかり言葉がルージュに引っ張られてますが、そうなんです。シオンを操作してるのに、いつのまにかシオンよりもルージュに感情移入しちゃってるんですよねぇ。不思議です。
ちなみに私のチェックポイントは
<1>キャラクターの活き活き具合
<2>ゲームの操作性
<3>細かいネタ、笑えるネタがどれだけちりばめられているか
でございます。プレイしたのはオープニング〜ACT2の途中まで、です。
ってことでそのポイントを各項目ごとにまとめてみました。上のレポートよりはたぶん、わかりやすい、ハズです。
<1>「キャラクターの活き活き具合 ―個性ありすぎ!のキャラクター達―」
これはもうサイコー!予想通り。いや、予想以上!!
なんたってルージュはめちゃめちゃ苛めっ子だし、戦う時は「助さん角さんやっておしまいなさい!」もんだし、かわいいし、元気だし、なにより表情豊か!
ジャスミンは色っぽくて優しいふりして何気に言いにくい事をさらっと言うし。シオンは選ぶ選択肢が悪いのか、どんどん情けなくなっていくし。ココも最初は
くそ生意気だけどかわいいし、持病のシャク持ちだし(笑)、「ぶわ〜か!」だし。フィルとアッシュは今回は良くわからなかったけど、ちらりと見せる個性が
クセモノっぽくてたまらない。
シオンが選ぶセリフの選択肢によって他のキャラ達との親密度が変わるんだけど、この判定がそれぞれのキャラで全く違う。どれだけみんなのキャラを把握でき
てるか試されてる感じ。だから予想が外れると悔しいんだ、これが。私の場合はもしかしたらここがリセットポイントになるかも。本気で誰かを狙ってる場合
は、だけど。
脇キャラも魔物もいい味出してます。バラしょってるし、ビーム出てるし、とことんやな奴だし、踊ってるし。かなりの作りこみが感じられます!
これだけキャラクターが活かされてたら、そりゃ楽しいよなぁ。しかも話がおもしろいんだもん。ってことで、活き活き度は文句なし!
<2>「ゲームの操作性 ―ぐるぐるが好き〜!―」
なんと言っても画面がぐるぐる回るのがいい!
RPGをやるときは隅から隅まで見たい私にとって、『ちょっとだけ見えてるのにはっきりとはわからない』のってすごくストレス。その点、これだけぐるぐる
回れば、見たいトコ全部が見られるからすっごく嬉しい。ぐるぐる好きの私としては大満足。が、あんまりぐるぐるしすぎると迷う、確実に。特にベル銀座は地
図が欲しかった。そりゃもう、めちゃめちゃ迷いました、最初は。わかんないのに走り回るからいけないんだろうけど、マップを把握してないと、町の出口さえ
も見つからなかったりして。。。
元々方向音痴なので、頭の中でマップを組み立てられないんだなあ、これが。
あと、セリフとセリフの間にロードが入っちゃうのと、セリフのぶった切れ方がちょっと気になったかな。もうちょいセリフの余韻が欲しい感じ。シーンの変わりめに入る、お芝居の暗転みたいなものだと思えば気にならないのかもだけど。
しかし、いかんせんロードが長い!
でも、このロードの長さは桝田さんいわく、使ってるPS2が普通売ってるのとは違う、“ツカエナイ”奴だからなのだそうホントはこんなにロードが長くはないとの事なので、これは実際にやってみないとなんとも言えないかな。
あと、これは操作性とは違うかもなんだけど、○ボタンで会話だけが進む部分と自分でシオンを動かして進める部分の絵が同じポリゴンなので、動かせる様に
なった事に気が付かなかったりする。何度桝田さんに「動かせるよ(苦笑)」とツッコミされた事か。。。
もっとも、見下ろし画面が操作できる画面だってことに慣れてしまえばそんな事もなくなるんだろうけど。
ってことで、操作性は個人的には好き。気になる部分もないではないけど、ゲームのおもしろさが勝ってるから気にしない。あとは完成版をやってみてからの判断かな。
<3>「細かいネタ、笑えるネタ ―どこもかしこもコネタの宝庫!―」
実は私、ことRPGに限っては、クリアするのに一般的な時間の軽く3倍はかかります。それはとにかく細かく、下手したら壁のしみまで一つ一つ見て廻るから
なんだけど、これって意外と報われなかったりする。ま、限られたデータ量の中でそんなに物語に関係ないコネタばっかり入れていくわけにいかないのは当然と
いえば当然なんだけど。でも、暴プリはその点で秀逸!PS2は持ってないから他のPS2ソフトの事は知らないけど、データ量が多いって素晴らしい。んで
もって、そのデータ量を生かしてこれだけ関係ない(後々、あるのかもだけど)コネタを詰め込んでるのってすごい!(しかも確か、最終的に入りきれなくって
データ減らしたんじゃなかった?)
お城の兵士も街の人もセリフもちょこちょこ変わるし、それぞれにある程度の立場づけ、性格づけがされてるみたいで、話し方もちょっとずつ違う。何度聞いて
も街の人が同じ事しか言わないゲームは話を聞く気も失せちゃうのでこれはすごくいい!やり込み派、コネタ好きにはたまりません!
ジャスミンの○○○○○はいつ食べてんだか増えていくし、写真も増えるし、シオンの選択セリフはやたら使いまわし(これってお笑いの基本よねぇ)だし。セ
リフの端々にもクスリと笑えるツボが潜んでて、ベタなお約束ギャグもこっそり盛り込まれてる。突然ギャグマンガみたいな背景が入ったり、星がヒヨヒヨ浮か
んでたり。細かい所で悔しいけど笑っちゃうんだよ〜〜!桝田さんいわく「うちの息子並み」らしいけど。。。
しかも街に何気なく置いてある「あるもの」にはやたらとお宝が並んでいるし(これ、いつか買えるのかなぁ。買えると嬉しいな)、張り紙なんかもきちんと読
めるし、同じものでも左右前後違う所から見てみる事で、書いてある事が違ったりもする。
さらにセリフによって効果音がまたいいタイミングで入るんだ。これは私的にかなりポイント高い。芸が細かい!
セリフの最後にいろんなマークが付くのもすごく好き。しかもそのマークがゆれてたりするんだよねぇ。すごいなぁ、PS2って。いや、このゲームがすごいのか?
あと、途中で気づいたんだけど仲間達の「本音」なんてものも聞ける。シオンのセリフ選択とリンクしてるみたいなんだけど、これは途中で気づいたのが悔し
くってあまり吟味してないのでどれくらいコネタが盛り込まれているのかはわからないのが残念。
てな感じでもうホントにコネタ満載!きっとやり込めばやり込んだほど、クスリと笑えるネタが拾えるんだろうなぁ。うう〜もっとやりたい!本気でやり込みたい!と、そう思えるゲームです。
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