行った人一覧
・角川書店暴プリ宣伝担当チーム(と言っても二名):
F氏/I氏
・ウェブ製作担当者:
サイトー(一応女子、20代後半)
・かまってくれた人:
アルファ・システム芝村氏(暴プリディレクション担当)
←←スタッフより 前号で「ゲーム画像公開!」なんてうたっていたのですが、ちょっとだけ延期になりました。 楽しみにされていた方、たくさんいらっしゃると思います。本当にごめんなさい! でも、近々本当に公開しますので、楽しみにしていてくださいね!
〜第一話の続き
さて、画像を見せていただき、社長さんにご挨拶も済ませ、我々はまた会議室へと戻って良からぬ (ってわけでもありませんが)話の続きをはじめることにしました。
サイトー:
社長さん、ダンディでかっこいいですねぇ。
芝村:
そースか?あの人ああ見えてすごいッスよ。「神風管理職」ですから。
角川:
か、神風…だいじょうぶなのか…。
芝村:
キャラ立ってますから。ホントに。まず、出すゲームは社長は全部遊び倒します。もうどんなのだろうと。もちろん『ガンパレ』もそうです。ちなみにガンパレは、最初 「このゲームには魂が入ってない!!」 とか言って僕と社長で大喧嘩したんですよ。それでかなり直したりして。
サイトー:
結局、社長さんはガンパレの出来に満足されたんですか?
芝村:
あの、プレイヤーが女子高生になれるシナリオがあってですね、それをプレイしてちょっと上機嫌になってきまして。どうやらそこらへんからちょっと良い感触になっていったのかもしれません(笑)。 「見ろよ、俺の後ろにこんなに男どもが!」 とか言って、ゲーム中で女子高生が男キャラに囲まれてるところを毎日社員に見せて。僕らコレ作ってるんだからそんなの知ってるって(笑)。
角川:
お気に入りになってよかったじゃないですか。
芝村:
「お気に入り♪」ってくらいならいいんですけども、もうハマっちゃったみたいで。やりすぎて指痛めちゃって、指に包帯巻いてプレイしてましたね(笑)。
サイトー:
そこまでして(笑)!
芝村:
しかも次の日にはホリ電器の片手用のコントローラ買ってきて無理やりやってました…。 (一同爆笑)
角川:
暴プリもそうなるといいですねぇ。いや、怪我されたらそれはそれで困るんですけど。 芝村:そうそう、暴プリ作ってるときも、ホワイトボードの陰から、じっと社長が出来具合を見つめてるんですよ!妖怪みたいに(笑)!
問題のホワイトボード。 写真の右にあるのがそうです。 よく見ると芝村さんの顔写真が貼ってあるのですが、その額にはマジックで「肉」の字が書かれています。
アホですか…(笑)。
それにしても、この席の方のオモチャの所持っぷりが羨ましいです。 密かに、知る人ぞ知るレアなフィギュアも飾ってありました。
芝村:
そろそろ社長がコントローラーを握る予定なんで気になってるんだろうなぁ。しかしまた「魂がウンヌン」とか言われたらどうしようかなとか…なんかもうドキドキしますねぇ。
角川:
僕らもドキドキします(笑)。
サイトー:
でも、社長さん自らがゲームをする会社ってあんまりないでしょうから、すごいですよね。
芝村:
結局、一番血を流してるからボスなんですよね。ゲームの出来見て、営業もして。うちの会社、メインで営業活動してるの社長だけですから。だから周りの人間も「ヤツがボスだ」って心から認めて仕事してるんです。
さりげなくこんなものが置いてある社内。
奥にあるペプシのホルダーは、上にドリンクを差した状態でコップをセットしてスイッチを押すと、ドリンクが出てくるのだそうです。 ステキ!
でも、芝村さん曰く 「これもうブッ壊れてますから(笑)」 とのこと。 …暴れん坊?
角川:
まぁでも絵もすっごいキレイでしたし、社長さんはまだわかんないですけど、僕らはかなり納得ですよ!
芝村:
だってポリゴンマジックさん、めちゃくちゃ頑張ってますからね。もうねぇ、ポリゴンマジックさんとは、 「もっと早くあなたに出会いたかった」 「そうね」 なんて、不倫の恋人同士みたいな会話してますから(笑)。だってあの、ルージュのソデの動き見ました?バカですよねー(笑)!あんなに骨(編注:生ポリゴ ンの関節のことです)入れまくって!
サイトー:
普通、ポリゴン描く人はマントとかヒラヒラとか嫌がりますよね。たなびくのでいっぱい骨作らなきゃいけないから。 角川:あ…暴プリってほぼ全員マントじゃないですか(笑)。
いやー、スゴイですよ、出来てますよー! と言いたいトコロですが、まだゲーム雑誌にも載せられない画像なのでマル秘なんです…。 早くご覧いただきたいなぁ。
ちなみに、こちらでは主にバトルのシーンを見せていただきました。 たぶんこの方(手だけ出演されている方)のご担当がそうだったのカモ。
芝村:
…もうね、僕たちアレです、バカなんですよ、孤高のバカ。直球バカ。桝田さんみたいにひねくれてないバカ(笑)。でも、バカは直球160キロ投げます。もう自信もって言っときます。
サイトー:
その清々しいまでのやりすぎ(バカ?)具合が、素晴らしいゲーム性になるわけですね(笑)。
芝村:
モチロンです!すでに、金額以上の仕事量が各部署で発生しております。
角川:
…ってゲームの発売いつだと思ってるんですか(笑)!
芝村:
あ、ホントだ…(笑)。 サイトー:まだ一年近くあるし…(笑)。
芝村:
いや、だって、ポリゴンマジックさんも、期日を守りながら絵の枚数を増やしてるんですよ(笑)。そこまでやってるとは僕らも思わないッスよ!勝手にいっぱい描いてるんだもん。
角川:
みなさんが暴プリに情熱かけてくれて、ありがたいッス…。
芝村:
みんな情熱あるし、っていうか絶対やりすぎですよね(笑)。ポリゴンマジックで暴プリの担当になった方と最初に打ち合わせしたときにも、 「休日は何をされてるんですか?」 「家でポリゴンモデルの研究をやっています(笑顔)」 とかいう会話があってですね…。この時点で彼の「ホンモノ」具合に気付くべきでした。ホント…。 (一同爆笑)
そしてこのまま、会話は「ゲーム業界のホンモノな人たち」の話へと流れていきます。ここに書いてもそれはそれでいいのですが、何しろ一番盛り上がったのが「ゲーム業界人トレーディングカード」の話だったりして…。 ちなみに、サイトーは「角川書店で出しましょうよ〜」と言ってみたのですが、コンマ3秒で断られました(笑)。 でも、「版権が全部クリアになった状態なら考えてもいいですよ(笑)」とのことなので、どなたか心底やる気のある方は、あのメーカーのあの方や、そのメーカーのあんな方に交渉してみてくださいね(笑)。
…でも、本当にカードが作られることがあったなら(笑)、芝村さんや桝田さん、桜瀬さんは、やっぱり「キラカード」ですよね! それでは、また我々が熊本に行ったとき、このコーナーでお会いしましょう! とりあえず2000年の熊本ツアーは、これにておしまいです。
南熊本駅から臨む夕方の風景。
夕方になると飛行機やら新幹線やらが間に合わないのでピンチ! 急いで帰らねばならない我々なのでした。
本当は芝村さんとご飯でも食べたかったなぁ。
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